コロナの影響で、少しBARの様子も、
変わって来た事を感じる。
家飲みをされる方が増え、
スタンダードなウイスキーは、
買われて、家で楽しまれている。
故に、最近は一つ上のクラスが、
良く出ると言うか、
そういう事に気付いて、
18年物をコツコツと仕入れている。
18年クラスになると、
いきなり、グレードが上がる。
コストパフォーマンス等も、
考えると、18年~21年辺りが、
秀逸だろう、パワーも、厚さも十分にある。
それが、25年~30年クラスになると、
蛙飛び込む水の音のようになる。
蛙は、飛び込んでも音は出さない、
が、その音を探さねばならない、
40年クラスの熟成品も飲んだが、
バラけたジグゾーパズルのピースを、
飲み込み、頭の中で合わせるような、
感じがした。まあ、有り余る程、
お金があるなら、飲まれたら良いが、
全てに於いて長期熟成=美味とは、
ならないと思う、
ので、今回も18年物を購入、
かなり前にリリースされていたのだが、
今回が初入荷である。
知られていないようで、
知られている。
日本人好みの甘めの逸品、
グレンドロナック 18年
アラダイス、これが創業者の名前で、
ジェームス・アラダイスなのだが、
このグレンドロナックは、
1996年まで、フロアーモルティング、
難しい言葉だが、人力床式精麦法
そして、2006年には、
石炭直火炊きと言う、
どちらも、伝統的な工法を、
止めてしまい、非常に残念であるが、
これも、時代の移ろいなのだろう、
蒸留機の石炭直火炊きは、
今では、ニッカさんの、
余市蒸留所が唯一となった。
さあ、100%オロロソシェリー樽の、
アラダイスは如何ですか?
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