黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 ピート

毎日、毎日暑いですね、

しかも、コロナで毎晩、暇な日々、

もう、成すすべ無しと言ったところ、

まあ、このブログを書く、

 

エネルギーさえ、失われている。

が、極僅かだが、

覗いてくれている方も居るので、

心折れず、まあ、頑張ろう、

 

量は質に転ずると言うので、

毎日、書いているが、

どうも、解釈を間違えているようだ。

が、まあ今更なので・・・

 

先日書いたピート(泥炭)だが、

これが、なかなか馴染みが無く、

ピンと来ない人も多いが、

私も、過去何度か書いたのと、

 

今更、私が説明しなくとも、

検索を掛ければ済む話である。

と、言ってしまえば、

元も子も無いが、

 

石炭や練炭のような物で、

これを使って、麦芽を燻し、

発育を止める。

この麦芽の時点で大事な酵素があるからだ。

 

そのピートだが、文字通り、

泥の炭で、植物の枝等が、

地上に落ち、炭化した物なのだが、

スコットランドでは、常緑低木のヒース、

 

ツツジ科が多いが、

以前、間違えた事があるのだが、

エイジュと言う、同じく、

ツツジ科のエリカ属の、

 

ヒースと同じ、常緑低木がある。

このエイジュ、又の名を、

ブライヤ、ブライアと、呼ばれるのだが、

このエイジュは難燃性なので、

 

キセル等の吸い口等に使われる。

と、松本零士氏の、

銀河鉄道999の、

第21話「枯葉の墓標」に、

 

このブライアの体を持つ、

森木豊と言う機械化人間が現れ、

自分の命と引き換えに、

999号を守るのだが、

 

この事は、以前に記事で書いた。

実際にあった悲しい事故が、

モデルのなっているのだが、

私は、その時、このヒースと、

 

ブライヤは同一植物だと、

思っていたのだが、別物なのだ。

それは、エージュの別名が、

ホワイトヒースと呼ばれる。

 

多分、この事で、間違えたのだろう、

で、そのピートを、

地中から掘り出し、乾燥させ、

火を付け、石炭のように使うのだが、

 

スコットランドに石炭が無かった訳では無く、

1570年頃から、石炭の採掘は、

あったようなのだが、石炭は、

高いし、泥炭は掘ればある。

 

のような理由ではと、思うのだが、

多くの場合、この泥炭だけでは無く、

他の物も併用して使うのだが、

日本では、第二次大戦後、この泥炭が、

 

大活躍する。1947年、

家庭に配る。木炭や薪が無くなり、

この時、東京大学の敷地、

東京大学検見川総合運動場及び、

 

その周辺に埋蔵1000万トンの、

泥炭が盛んに採掘され、

それを豆炭にし、家庭に配ったようだが、

この時、大発見が起こる。

 

縄文時代の丸太船が発見され、

確か、中学の教科書で習った。

有名な大賀ハスも発見され、

植物学者 大賀一郎氏により、

 

2000年以上前の古代蓮が、

開花するのだが、

横道に逸れるが、この時、

ボランティアの女子中学生が、

 

一粒発見し、その後、

二粒、三粒と発見されるが、

開花に成功したのは、

初めの一粒だったので、

 

この女子中学生の功績は大きい、

が、確か授業で聞いたのは、

その女子中学生の体のどこかに、

付いていたような事を聞いたが、

 

定かではない、

で、これが実際のピートである。

勿論、これは、

スコットランドのだが、

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 これは、本土の物では無く、

アイラ島の物でも無い、

と、言えば、限られるが、

後は、お店で!

 

詳しくはこちらで↓

 

ja.wikipedia.org

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