黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

20th anniversary

遂にこの時が来た。

一人、色々と悩んだのだが、

やはり、節目であり、

この時の為に頑張って来たのも、

 

事実である。

が、世はコロナの嵐が吹き荒れている。

なので、大々的では無く、

神事のように厳かに、

 

ひっそりと、行おうかと、

思っている。

BAR in 20周年

20年も経ったように思えない、

 

兎に角大変で、夢中だったのだろう、

ウイスキーやカクテルで、

悩む事は無く、

BARが解らない人達の対応に、

 

悩まされ続けた。

が、この20年で劇的に、

変わったかと言えば、

そうでも無いのだが、

 

取りあえず、僅かだが、

ウイスキーをストレートで飲める方や、

ウイスキーの銘柄が、

言える方が増えて来た。

 

その事は、嬉しい限りである。

そう考えると、20年前は、

悪夢のような日々だった。

焼酎が無いと言って、怒鳴られ、

 

女性が居ないと言って、怒鳴られ、

面白い事を言えと、怒鳴られ、

一体、私はどんな所で、

BARをしているのか、

 

一時期は、自暴自棄になり、

精神も病んだ。

まあ、誰でもそうなるだろう、

しかし、私は自分の生まれ育った町だから、

 

何とかせねばと言う、

使命感が働き、自分自身の志の炎も、

何とか消え去る事が無く、

やり続ける事が出来た。

 

ほんの僅かだが、理解者も出来、

その人達に助けられた事は、

言うもでも無く、心から感謝している。

BARと言うのは、酔っぱらう場所では無い、

 

カクテルやウイスキーを、

楽しむ場所で、

映画や演劇を観るようなものだと、

私は思う、と、下世話な話をするのでは無く、

 

あくまで、スマートに、

カッコいい大人の社交場である。

と、BARと言っても、

今回のコロナ騒ぎで、

 

色んな形態のBARが報道で、

流れ、少しはBARの違いも、

解った方も居られるだろう、

BARは皆、同じでは無い、

 

故に、BARに競合店は無い、

その店、その店に、

違いがあり、売りがある。

そんなこんなで、20年、

 

今となっては、何もかもが、

懐かしい思い出であり、

過ぎ去った日々を悔やんでも、

仕方ない、又、新たなステージへ!

 

※お知らせ!

2020年8月 8日(土)

     8月 9日(日)

     8月10日(月)

これと言って何もありませんが、

粗品等、ご用意しております。

 

尚、コロナの事を考え、

控えめに行きたいので、

お気持ちだけで十分なので、

祝い花等、出来れば、

ご遠慮頂くように、お願いいたします。

            店主