黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

春は来るのか・・・

長い長いトンネルを抜けると、

そこは、又、トンネルだった・・・

新型コロナの影響で、

閉店に追い込まれたり、

 

企業が倒産したと言う、

報道が出ているが、

いや、これはまだ、序章であり、

本番はこれからだろう、

 

今は、キッシュレスの時代、

請求や入金にはズレがある。

故に、この3月の打撃が、

4月の末のやって来る。

 

4月ではまだ、終息のメドは、

立っていないように思う、

そうなると、本当の鉄槌が、

振り下ろされるのはGWだろう、

 

で、雨の6月を迎える。

と、トンネルは続く・・・

まあ、その前に、

春は来るのかと心配になり、

 

不安な日々が続く中、

ある大物アーティストが、

目先の金に惑わされずと、

言うような事を言っていたが、

 

確かに、発言の意味は解るのだが、

それは、立場や環境の違う発言であり、

そんな事を言われたら、

私らには後ろめたさが募る・・・

 

立場も、蓄えも違うからの言葉だが、

まあ、逆にだからこそ、

氏が出来る呼びかけ、

なのかもしれないが、

 

私も勿論そうだが、

日々、ギリギリを懸命に生きている。

人達も多い、こんな時こそ、

本来の意味である。

 

一隅を照らさなければ、

いけないのではと、思った。

一隅を照らすこれ国の宝なり、

である・・・

 

そんな時、ある日本映画を観た。

話題にもならず、内容もグダグダで、

何が言いたいのか、サッパリ解らず、

が、その映画の中で、少しだけだが、

 

津川雅彦氏が出ていた。

その場面だけが、目が覚めるような、

閃光を放っていた。

哀愁や切なさを、

 

見事に肩で表現していた。

まあ、当たり前なのだが、

こういう事なのだろう、

世の中がが混乱していても、

 

誰が何を言おうと、

揺るがず、左右されず、

自分の仕事は手抜きをしない、

自分の役は、きっちりこなす。

 

それが、今の私には最も大事では、

と、自分自身に、

言い聞かせ、後ろめたいが、

今夜も頑張ろう・・・

 

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