黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 ウイスキペディア 2

ウイスキペディアと言う、

サイトの動画の中に出て来る。

トワイスアップと言う、

ウイスキーと水の1対1の飲み方だが、

 

日本にはどうしても、水で割らせたい、

企業がいるようで、

かなり前から、

良く言われるようになったが、

 

シングルモルトの場合は、

まず、ストレート、

次が一滴、二滴の加水、

これで、香りが開く、

 

何故、そうなるかは、

スェーデンのリンネ大学の、

バイオマテリアル科学センターの、

研究チームが、科学的に証明した。

 

研究論文を発表している。

それは、下に

貼りますので、

興味があればどうぞ!

 

簡単に言うと、グアイアコールと言う、

香りの成分がある。

ウイスキーの液面が、

樽の内側に触れると、

 

このグアイアコールが、

ウイスキーに移るのだが、

グアイアコールは、

グラスの底に集まる傾向がある。

 

それを、水を入れる事で、

水面に浮上する。

その事で、より良い風味と、

味わいが得られるとの事である。

 

と、ウイスキーは飲む物だから、

飲まないと、なのだが、

記憶と言う点では、

やはり香りである。

 

以前にも何度か書いたが、

香りの記憶は、無限と言われている。

が、どこかの国の博士が、

計算を出し、一千万兆個だと言う、

 

資料を読んだが、

いや、それ、もう無限で良いのでは・・・

まあ、それを言うと、

嗅がせてくれになってしまうのだが、

 

と、やはりシングルモルトの場合、

水で割ると、バランスを、

崩し、逆に飲み辛くなる物もある。

が、それも個性であるので、

 

別に構わないが、

いきなり、初めて飲む物を、

トワイスアップとは、

如何な物かである。

 

私が若い時に聞いたのは、

水割りが出来るシングルモルトは、

数ある中でも、4種類のみ、

銘柄を言うと、先入観が入るので、

 

止めておく、

して、その加水の水も、

常温が良い、論文には、

水ないし、氷とあるが、

 

やはり氷を入れ、冷えると、

香りは中に閉じこもるように思う、

ブランデー等も、手のひらの体温で、

温める事で、香りは上がる。

 

故にロックでも同じ事が言える。

のだが、あくまでなんの制約は無く、

個人の自由であるが、まずはストレート、

そして、トワイスアップや、水割りの前に、

 

スプーン一杯程度の、少しの加水を、試される事を、

熱心な方にはお勧めしたい、

その為に、こんな物もある。

加水用の水差しである。

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世界的にも有名な、

クライゲラキにある。

ハイランダーインの、

お土産で頂いた物、

 

と、まだまだウイスキーは、

科学で解明されていない事が多く、

今は、そう言われていても、

変わる事があると言う事を、

 

忘れないで頂きたい、

これだけ、科学が発達しても、

解らない事が多い、

ウイスキーとは神秘な飲み物である。

 

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www.bsfuji.tv

 

ウイスキーの希釈 分子の観点

www.nature.com