以前、紹介した。
ウイスキペディアなのだが、
その中で、目白田中屋の、
栗林さんが登場していた。
氏は、この業界では有名な酒屋さんであり、
私と同じ年なのだが、
その氏が、大人なのだから、
自分の飲みたいように、
と、仰っていたが、
それは、当然の話なのだが、
この下町では、ウイスキーが何か、
カクテルは居酒屋の物も、全国共通の同じ味、
焼酎と言っても、
甲種、乙種の区別も、
解らない、全くの白紙、
丸腰の方が、多々来られる。
そんな方に、飲みたいようにと、
言っても、放置状態になる。
まず、飲みたい物も飲み方も解らない、
まあ、百聞は一見にしかずで、
見に来られたら、解るのだが、
故に、それ以前の説明になる。
バーボンとは、ブレンディドとは、
シングルモルトとは、ブランデーが何かも、
解らない人も多い、
そこで、20年続けて来た。
が、まずは売るでは無く、
説明して理解して貰う、
知ってもらう事が、大事では無いだろうか、
理解が無ければ、
何故、このウイスキーが高いのか、
それが解らず、ただのぼったくりとなる。
昔は情報も少なく、
それも難しかっただろうが、
今は、情報で溢れている。
それに、毎日、毎日目を通し、
知識を蓄えている。
氏の言われた事は、
当然のラインの話だが、
その下の話がもっと大事な事では、
無いだろうか、
ウイスキーを普及させると、
言う事に関しては、
私は、そう信じています。