黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 ニュージーランドのウイスキー 3

さあ、ニュージーランドウイスキーの、

歴史の古さを説いたが、

次は、1970年代に復活した。

ダニーディンのウィローバンク蒸留所、

 

1974年に創業し、

1997年に閉鎖される。

その原酒を、ニュージーランド

ウイスキーカンパニーが購入、

 

それが、昨年、幻のウイスキーとして、

販売され、少し話題になり、

ネットでも取り上げられた。

それが、これなのだが、

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ダニーディンダブルウッド16年、

ジ・オワマルビアン カスクストレングス、

ダブルウッド ブレンディド

サウスアイランズ 25年 シングルモルト

 

なのだが、なかなかのお値段、

山崎としか言われない、

この町で売るのは、

二階から目薬である。

 

で、その時に、色々と調べたのだが、

妙な、いや不思議な物を見つけたが、

そのままになっていたら、

最近、ネットで発見、

 

しかも、えらく安い、

が、他の物と抱き合わせ販売、

なのだが、その他の物も、

別にいらない物でもないのと、

 

まあ、自分が興味があったので、

そのウイスキーだが、

先に紹介した。

ウィローバンク蒸留所の敷地に、

 

開設とあるのだが、

その年代が1968年、

名をウィルソンズ社、

そのウィルソンズ社だが、

 

1974年には、3年物の、

「ウィルソンズ」と言う、

ブレンディドの生産を開始とある。

これ、どういう事なのか、

 

ウィローバンク蒸留所は、

1974年創業なので、

それ以前にウィルソンズ社は、

存在したようだが、

 

それなら、ウィルソンズ社の、

敷地内に、ウィローバンク蒸留所を、

設立となるのだが、

どうして、こういう記述になるのか、

 

謎だ・・・そのウィルソンズ社に、

シングルモルトウイスキーがある。

名を、ラマーロウ、ラマロー、

若しくはランマーロウ、

 

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10年とあるので、

それなりに、しっかりしているのでは、

と、想像するが、

どうも、ポットスチルは、

 

一つしかなく、初留も、

再留もそれで賄っていたようだが、

時間か掛っただろう・・・

と、イマイチ、ウィローバンク蒸留所と、

 

ウィルソンズ社の関係が解らない、

と、ウィルソンズ社自体も、

良く解らない、

資料も少ないのだが、1981年に、

 

シーグラム社に買収されている。

ウィローバンク蒸留所も同じくである。

して、このウイスキーは韓国に、

輸出されていたようだが、

 

1995年その輸出がだぶつき始め、

1997年には、灯は消える。

この年代の少し前にあった。

ウイスキーショック、

 

カクテルブーム等の影響で、

ウイスキーが売れない時代が、

あったのだが、

その煽りでは無いだろうか?

 

現在の日本のウイスキーにおける。

原酒不足も、少なからずも、

この年代の影響を受けていると、

私は思う、

 

が、このラマーロウ、

ラマーロウ山脈が、

名前の由来らしいが、

もう一つ凄い謎がある。

      つづく・・・

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