黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 本来のモルトの香水

案内が来ていたが、

日にちを間違えて、

一日遅れていたようで、

売り切れ・・・

 

やはり人気がある。

キャンベルタウンの銘酒、

スプリングバンクの、

継続的に、時折販売される。

 

カスクストレングス、

買う気満々だったのに、

と、検索を掛けてみたら、

一本だけ持っている業者さんが、

 

手に入れにくくなり、

値段はますます高騰するウイスキー

一体どこで消費されているのか、

いや、どこかで眠っているのか・・・

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スプリングバンク12年

カスクストレングス、

ウイスキーは加水と言って、

水を加え、40%や43%に、

 

調整して瓶詰されるが、

最近の傾向としては、

少し、度数の高い物が、

多くなって来た。

 

カスクストレングスとは、

その加水をしていない、

日本で言うなら、

樽出しと言われる物、

 

カスクストレングスは、

ある程度の数の樽を集め、

混ぜ合わせ、加水しない物で、

シングルカスクとなれば、

 

単一、一つの樽からの、

樽出しと言う事になる。

まだまだ、ウイスキーに理解が無い方が多く、

樽で熟成させたウイスキーは、

 

同じ味だと思っているが、

樽は、全て厳密には味わいも違い、

度数も違う、千差万別、

ラック方式と言うやり方では、

 

三段ほどのラックの入れて、

樽は保管されるが、

一番上と、一番下では、

同じ熟成期間でも、

 

かなり色合いも違う、

湿度の違い等が影響する。

で、三本並べてみるが、

加水した物、カスクストレングス、

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一番左が、シングルカスク21年、

単一の樽出しと言う事になる。

この単一の樽が違えば、

味わいも度数も変わる。

 

と、言う何とも、

奥が深い、飲み物、

それが、ウイスキー

今夜は、本来のモルトの香水を!

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