黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

銀座の酒屋の物語

NHKドキュメント72時間

何気なく観ていたら、

あれ?これは?

銀座の中にある。

 

酒屋さん、

リカーマウンテン、

略して、リカマンさん、

最近の仕入れは、

 

私も、このリカマンさんが多いが、

驚いたのは、店の中にひしめき合う、

酒の数々、その数3000種、

中には200万の物も・・・

 

まだまだマイナーな、

シングルモルトも、

かなり前の方に出ていた。

ウルフバーン、

 

キルホーマン、

ラフロイグは、かなりの種類が、

並んでいる。

21世紀も、早20年経とうか、

 

と、言うこの時代に、

やっと、我が町でもラフロイグと、

言う方が、僅かだが現れた。

が、しかしまだラフロイグに、

 

種類がある事を知らない、

それが、銀座では、

酒屋さんに平然と並んでいる。

そして、試飲が出来る。

 

まあ、これでは、

差を離されても、

致し方ない・・・

たまに東京方面から来られる方が居るが、

 

年配の方も、若い方も、

皆、ウイスキーにかなり詳しい、

まあ、こんな酒屋さんがあれば、

そうなるだろう、

 

と、試飲コーナーに居た。

男性陣、勿論ストレートで、

飲んでいたが、

まだ、ウイスキーは、

 

水で割る物、炭酸で割るものと言う、

固定観念の強い方が多い、

これは、この下町だからと、

言う訳では無く、

 

大阪、関西一円が、

まだまだ。ウイスキーの、

普及、伝導が遅れていると、

私は思う、

 

大阪の全てでは無いが、

やはり、まずは値段から、

入る方が多い、

おっちゃん、それなんぼ?

 

と、言う民族性、

損したくないと言う、

気持ちが強い、

が、それではいつまで経っても、

 

同じ位置に立ち続ける。

色んな物を飲まなければ、

ウイスキーの、

外輪さえも捉えられない、

 

お酒とは、

全般的に飲めば飲むほど、

知れば、知るほど、

美味しくなる。

 

一つの物を飲み続けても、

ただ酔うだけで、

知識の含蓄にはならない、

が、あくまで向上心があり、

 

覚えたい、解りたいと、

思う人に限りであり、

そうでない人は、

勿論そのままで良いと思うが、

 

損をしたくないと、

思うあまり、損をしていると、

損して得取れ、急がば回れと、

言う言葉がなぜあるのか、

 

こんな酒屋さんが、

この下町にも、いつか出来る事を、

いや、一人でも多くウイスキーやBARを理解して、

頂けるよう、今夜も頑張ろう・・・


世の中の広さを知るためにも、

一度観てみませんか ↓

www.nhk-ondemand.jp


g.page