黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 単式蒸留 連続式蒸留

商売がどうの、

と、言うより、志は、

ウイスキーやカクテルを、

知って頂きたい、

 

理解して貰いたいと、

頑張って来たが、

立ちはだかる。

壁、壁、断崖絶壁・・・

 

一番困るのは、

間違った情報、解釈、

それを、誰かに教える。

聞いた人はそうだと思うが、

 

明らかに間違っている事柄に、

関しては口を挟んで、

訂正するが、信じてもらえない、

まず、お酒にプロが居る事が、

 

信用出来ないようだが、

年十年も掛けて、

沢山の書物も読んできた。

毎日のように送られて来る。

 

資料も読んでいる。

ましてや、今まで飲んで来たお酒の、

種類が何百種に及ぶ、

しかし、伝わらない、

 

しかも、疲れた・・・

が、化学がこれだけ発達しても、

熟成と言う段階の工程等、

全て解明出来ていない、

 

故に釈然としない部分は多いが、

せめて、シングルモルトウイスキー

グレーンウイスキーの違いぐらいは、

理解して欲しい、

 

自分が美味いと思えば、

それで良いと、

先日も言われたが、

勿論である、嗜好品故に、

 

全ては好みの問題であり、

自分の口に合うのが一番なのだが、

では、それがどういう物なのか?

自分の口に入れる物が、

 

何なのか?

と、言う話をしているのだが、

豚肉なのか、鶏肉なのか、

牛肉なのか、食べる時は、

 

それで選ぶはず、

ウイスキーも同じで、

スコッチ、アイリッシュ

カナディアン、ジャパニーズ、

 

バーボン、他にもあるが、

ウイスキーと言うのは総称であり、

原材料、法律等、国によって違う、

どうも、この法律的な物、原材料、

 

製造方法が全て同じだと、

思われている方が多いが、

では、アメリカやイギリスの法律が、

日本で適用されるか、

 

国によって様々なのは、

当然の話なのだが、

ウイスキーも世界統一規格では、

決してない、

 

それは、勿論ウイスキーに限らず、

テキーラ等にも規制は存在する。

そして、まずウイスキーなのだが、

大きく分けて、単式の蒸留器で造られる。

 

シングルモルトウイスキーと、

連続式の蒸留機で造られる。

グレーンウイスキーに分かれる。

語尾が単式の場合、器となり、

 

連続式の場合、機となると、

以前はなっていたが、

最近はどちらも器となっている。

まあ、それは良いのだが、

 

単式の場合は手間と時間が掛かる。

少量生産型の、

クラフトウイスキー

このクラフトウイスキーと言う、

 

言い方も、定義が曖昧なのだが、

その反面、連続式の場合は、

大量生産型のアルコール製造機、

焼酎にも、本格焼酎の乙類、甲類があり、

 

甲乙混合等もコンビニにあるのだが、

そこ辺りもあまり理解は無い、

世の中のウイスキーの大半は、

このグレーンウイスキーを、

 

含むウイスキーなのだが、

グレーンウイスキー

単体として発売される事は、

今までにあまり無く、

 

数年前に、日本でも登場した。

そして、昨今、僅か数年の、

ウイスキーブームで、

原酒切れを起こしているが、

 

これは、単式の蒸留器で造られた。

シングルモルトウイスキーであり、

少量生産型故に、

一度に沢山は造れず、

 

故に貴重で、故に値段も高くなる。

せめて、この辺りの事だけでも、

理解して欲しいのだが、

これがなかなか難しい、

 

いや、私自身もまだまだ勉強不足、

と、以前はそうなっていたが、

時代と共に変わる事柄も多々ある。

故に全てを把握する事は困難、

 

そして何より、ウイスキーは、

イメージが大事で、

全てをさらけ出すのも、

如何な物かである。

 

が、やはり基本だけでも、

と、思うが、私の幼稚な説明では、

解りにくいかと、

なので、他力本願

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