美味いハイボールを!
と、言われても、
無数にあるハイボール、
何度か来られた方なら、
傾向と対策は解るが、
初めてで当たるのは、
至難の技なのだが、
ハイボールを洗練させる事は、
勿論、BARとしては、
当然の事、氷を洗い、
グラスを冷やし、
一度開けた炭酸は、
時間が経てば廃棄し、
新しい物に変える。
炭酸に発砲性が無ければ、
ただの水である。
故に、当然だが、
ペットボトルの炭酸は、
使わない、あくまで量は少なく、
値段は同じでも、瓶を使っている。
この辺りでは、私だけのようで、
私が買わない限り、
前の酒屋さんは減っていない、
その炭酸もきっちり冷やす。
これで受け皿は出来、
BARの仕事は極論ではここまでで、
後は個人、個人の好みの問題になる。
が、この意味がなかなか伝わらない、
美味いか、どうかは、
個人の問題で、
いくら究極のハイボールだ。
至高のハイボールだ。
と、言っても、
その人に合うか、
どうかの単純明快な話なのだが、
お解りだろうか?
洗練はさせるが、
押し売りをするつもりは、
無いので、
貴方が美味しいと思う物が、
美味しい訳で、
それが隣の人と違っても、
当然の話、個体が違うのだから、
お解りかな?
本当にお解りかな?
いや、無理か・・・