黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

微妙に当たった・・・

4月1日、新元号が、

発表された。

微妙に当たった事がある。

まさか、万葉集だとは、

 

思わなかったが、

小倉百人一首

まあ、百人一首だが、

こういう所から、

 

引用しないのかな、

と、数日前に思ったら、

おっと、まさかの万葉集

と、聞いた時、

 

一人、煙草をくゆらせ、

にやりとした。

振り逃げ、一塁セーフ!

の、ような、

 

微妙だが、

遠からずである。

が、その百人一首で、

私の頭にずっと浮かんでたのは、

 

由良の門(と)をわたる舟人(ふなびと)

かぢをたえ ゆくえもしらぬ

恋(こひ)のみちかな 

なのだが、使い様が無い・・・

 

まあ、この句が最近、

やたら頭に浮かぶのには、

ちょっとした事情があるのだが、

しかし、万葉集とは、

 

中には、恋愛の、

甘い句もあるのだが、

例えば、今の季節なら、

「春霞 たなびく山の桜花

 

見れどもあかぬ 君にもあるかな」

山桜はいくら見ても飽きない、

それと同じで、幾ら会っても、

あなたには飽きない、

 

驚くべき、ロマンチックな、

恋の歌である。

いや、他にも言い出せば、

キリが無いが、この作者、

 

紀友則」は、個人的には、

好きである。何故か、母がこの歌を、

良くくちずさんでいた。

久方の 光りのどけき・・・

 

万葉集か・・・

又、読みたくなりますね・・・

と、令和、馴染むのに、

少し時間が掛かるかな・・・