さあ、遂にこの時が来た。
何もかもを無くし、
47歳と言う年齢になった。
安藤百福さんこと、
萬平さん、史実と同じ、
が、特筆すべきは、
47歳となってから、
又、何かを生み出そうとする。
その意欲、闘争心のような、
パワーはどこから湧くのか、
普通なら、ちっとした会社に、
勤めて、余生を・・・
と、考えるだろう、
安藤百福さんの人生は、
以前から知っていた。
ので、この47歳から、
1から物を生み出すと言う、
勇気には、私も勇気を貰った。
尊敬出来る大人であり、
若者に広大な背中を見せている。
俺は、あーだ、こーだと言う、
大人は、この町にも多いが、
だから、何をしたのだ?
何もしてない・・・
お酒も知らない・・・
私も、この町で、
正統派のBARと言う、
今まで無かった。
道なき道を歩んで来たが、
それが、いかに困難かは、
上辺だけでは、まず解らないだろう、
が、別に解って貰おうとも、
思わない、
が、挫けないのは、
日本には、偉大な先人が、
五万といる。
その人達と比べたら、
私の苦労など、
爪の先の埃のようなものだ。
しかし、気になる。
何もかも無くし、47歳から、
どうやって奮起したのか、
いや、もう奮起等ではなく、
何か途轍もない使命感が、
あったのでは、
そんな気がする。
私も、ここ数年、
えらい目にあったが、
止める事は簡単で、
簡単過ぎて面白くない、
この逆境で、何とか出来ないかと、
壮絶にもがいた。
その精神の葛藤は、
半端ではなかったが、
それは、同じ境遇にならないと、
解りようが無い、
他人には伝わらない、
それは仕方ない事である。
故に、ドラマでは、
その、苦悩、葛藤、奮起等を、
是非、観る側にも伝わるように、
映し出して頂きたいと、期待する。
人の生き様が、
又、人に影響を与えるように・・・