と、書いて、思ったが、
この気になる人物シリーズ、
久しぶりだなぁ、と、
まあ、変な時間に起きている事が、
仕事柄、多いのだが、
早朝に、TVで落語を良く、
見かけるのだが、
その中でも、笑福亭鶴笑さんとの、
遭遇率が高い、
初め、途中から観たのだが、
その時、人形をグルグル回していた。
何をしているのか、
いや、観てはいけない物なのでは?
しかし、NHK、
が、何度か観ていると、
意味が解った。
パペット落語と言い、
人形を使って、創作落語を、
しているようだが、
流石に面食らった。
感が否めない、
ガーッ、ゴーッ、ダーッ、
と、言いながら、人形で遊んでいる。
幼い子供のようだった。
年齢は私より、
二歳ほど上、
しかし、笑い声が絶えない。
年配の方々のようだが、
まあ、落語としては、
際物なのだが、松鶴一門なら、
あり得るだろう、
その鶴笑さんに、最近出来た。
お弟子さんが居ると、
言って、出て来たら、
鶴笑さんが人形を出して、
イスに座らせた。
お弟子さんと言ってたのだが、
どう考えても、鶴笑さんが、
話している。
で、つる吉です。
と、挨拶をしたが、
まだ、意味が解らない、
最後の方で、もしや?
と、思ったら、
恐ろしい事実に気付いた。
鶴笑さんが、操っていた。
人形が・・・つる吉さん・・・
の、ようだが、斬新過ぎる。
しかも、つる吉さん、
弟子として公認されているようで、
羽織にも、笑福亭の紋が付いている。
三回目ぐらいに、観た時に、
あまりの破天荒な落語に、
いや、本人は真面目だろうが、
笑ってしまった。
そう、最近の若い方の、
大声で、早口の漫才は、
少々キツイものがある。
歳を取ったのか、
と、考えると、
これは完全に必要枠であり、
この子供の遊びのような事が、
お笑いの原点では無いのか、
と、さえ思い出した。
そして、海外でも、
精力的に活動されているようだ。
是非、頑張って欲しい、
弟子のつる吉さんも・・・