また、クィーンの話になるが、
先日、NHKで、
曲の謎に迫るのような番組を観た。
2000年の前半に作られた。
番組で、再放送だったようだが、
歌詞の意味や曲の構成等に、
色んな方の見解が語られていた。
私も、青年の頃に聞いたが、
ママーと言うので、
母さんが、夜なべをして的な、
歌かと当時は思ったが、
まあ、違う事は、
御多分に漏れず、
少し大きくなって、
解ったが、
改めて、歌詞の意味を聞くと、
かなり、辛辣な感じがする。
当時のイギリス病と言う、
時代背景もあるのだろう、
と、番組を観ていると、
一冊の本が、
やたらと、頭に浮かぶ、
その作家の写真と一緒に、
改めて読んでみた。
堕ちる道を堕ちきる事によって、
自分自身を発見し、
救わなければならない、
戦後の混乱する。
日本社会に於いて、
逆説的に書かれた。
堕落論である。
戦争に負けたから、
堕ちるのではなく、人間だから、
堕ちるのである・・・
救いが無い事が、救い・・・
曲とリンクするような気がするのだが・・・
一度読んでみては?
堕落論 ↓