黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 経験値

まあ、良くある事で、

先日も、あったのだが、

お酒は嗜好品、やはり、

それが、なかなか伝わらない、

 

 

自分の経験値を上げなければ、

美味しい物には、辿り着けない、

十何年も掛かって、

やっと辿り着いた。

 

 

ウイスキーがあるとして、

それが、美味しいと、

それは、その方が、

色んな物を飲み、

 

 

経験値を上げたからなのだが、

例えるなら、石段を50段程、

登っている。

RPGゲームで言うなら、

 

 

Lv50と言う事だが、

そのウイスキーを、

まだ、石段すら登っていない、

全くの初心者に、

 

 

これが、美味しいから飲めと、

が、相手は苦虫を噛み潰したような顔に、

まあ、そうなるのは、

当たり前なのだが、

 

 

まず、ストレートで飲む事に、

慣れていない、しかも、

それが何と言うウイスキーなのかも、

解らない、完全なるムチャ振り、

 

 

なのだが、同じ物を美味しいと、

共有したい気持ちは解るが、

無理な物は、無理なのである。

成長には個人差はあるが、

 

 

やはり、ある程度、

石段を登り、

経験値を高めないと、

いきなりは、難しい、

 

 

例えば、オムライスが美味しい、

店があると、そこに、

その人を連れて行っても、

それは、美味しいとなるだろうが、

 

 

ウイスキーは、

そうなるとは、限らない、

これが、嗜好品の、

難しい所なのだが、

 

 

まあ、いくら自分が、

美味しいと思っても、

大人なんですから、無理強いは、

止めましょう・・・