それは、ウトウトしていた。
K社長が、上がりのグラスホッパーを、
オーダーした時だった。
3名で来店、
開口一番、彼が言った。
思わずK社長が、
グラスホッパーを吹きそうになった。
大丈夫か?とばかりに、
私の顔を見た。
まあ、まさかフランス人の青年が、
しかし、あれは・・・
と、彼が「少しですよね」と、
そうだ高額な為、
ハーフで出している。
ん?そうか、最初に下見に来て、
プライスカード、
この町では、まだまだ高額なウイスキーが、
ある事を知らない人達が多く、
トラブルに多々なったので、
十数年前から、苦肉の策で、
ウイスキーにプライスカードを、
ぶら下げている。
良く、他の町から来た人に笑われたが、
これが、インバウンドでは、
逆に功を奏している。
彼は、私のプライスカードを、
パソコンで、訳して来たのだ。
それで、一つ、一つ、写真を撮ったのか、
なんか、嬉しいやら、切ないやら、
大阪商人の全てがケチでは無い、
と、多めに入れてあげた。
ここで、応えねば、どこで応えるのだ。
私は、2本持っているから、
と、彼が「私も安く買えました。
6000円でした」と、
ニコニコと・・・
た、高い・・・
が、彼が言うには、
パリでは、もっと高いらしい、
解らないが、彼がスマホで見せてくれた値段だが、
日本円で66万円・・・
もう、ウイスキーの値段では無い、
故に私も、最近は仕入れていない、
転売アイテムや、
コレクターズアイテムのイメージが、
強すぎ、本来のウイスキーの価値観が、
損なわれているように思うからである。
販売されても、私の手には入らないが、
その日から、ヤフオクに高値で、
ズラッと並んでいる。
何か如何わしささへ感じる・・・
で、彼が「日本の珍しいウイスキーを、
買いました。ホワイトウイスキーです」
と、画像を見せてくれた。
それは、琵琶湖の・・・
ウイスキー・・・いや・・・
法律上の問題なのだが、
日本では・・・
まあ、いいか・・・
と、「日本では、みんな水割りで
飲むのですね」
駄目だ、なんか変な解釈になっている。
日本人がちょんまげをしているような、
で、女性の方が、
ラフロイグの水割りを・・・
まあ、飲み方は、個人の自由だから、
構わないのだが・・・
そして彼が、
「良ければラフロイグの15年を」と、
ん?リアルタイム過ぎる。
それは、最近入ったばかりだ。
やはり、調べてから来ているようだ。
まあ、シンゴ君ありがとう!
2017年限定、
ラフロイグ15年
カーディス、
ジャストミート!
6000円で買ったのか、
う~ん・・・
私の買った値段を言わなくて良かった。
どうにかならないものですかね・・・
高値高騰、高値高騰と言うが、
ぼったくりでは・・・
と、言いながら、
一本予備があるのだが・・・
COCKTAIL
WHISKY
CRAFTBEER
OSAKA TAISHO-KU
TAISHO STATION
KYOCERA DONE BEFORE
SMOKING OK
BAR in