完全に座礁し、
次は遭難した・・・
ここは、一体どこなのか?
糸口が見つからない、
次は、対岸にある。
赤い洋館のような建物、
と、火の見櫓のような物に絞って、
検索を続けた。
人生で、これだけの数の、
火の見櫓の画像を見ることは、
普通に生活していたら、
絶対に無いだろう、
無い、無い、無い、
では、もし湘南なら、
あの赤い洋館は別荘では無いのか?
で、火の見櫓を個人で所有するほどの、
資産家では?
調べた、調べた・・・
出ない、出ない、出ない、
時間だけがコツコツと時を刻む、
いや、初心に戻ろう、
と、大阪港では無く、
どう見ても、川のようなので、
大阪は港区と、此花区の間を流れる。
安治川に的を絞った。
すると、関西大学の方の論文だろうか、
PDFがあり、開くと、安治川の画像が、
良く似ている。
同じでは無いが、
かなり似ている。時代もそう変わらない、
やはり、安治川なのか・・・
しかし、そうなると、
対岸は此花区、
明治時代から、工業が盛んで、
煙突が立ち並ぶはず、
が、無い、煙突がこの絵には無い、
しかし、安治川なら、少し上に、
関西汽船が、
で、後ろ向きに描かれている船に、
今度は的を、
関西汽船、この当時なら、
大阪商船、
その所有の船が・・・
ええっ、、、数が膨大にある。
しかも、画像が無い物も多い、
最初「紅丸」改名して「鳴門丸」となる船があるので、
それかと思ったが、明らかに大きさが違う、
出来る限り、画像のある船は見たが、
やはり、全形が解らないので、断定は出来ない、
そんな時、何かの拍子で、
少し良く似た建物の画像が出て来た。
時代は少し後のようだが、
画像の右端に、
切れて、解りにくいが、
火の見櫓のような物がある。
ん?これ津波等を見るためのか?
対岸に見える赤い建物は、
その画像にはレンガの建物が、
なるほど、レンガだから赤いのか?
しかし、やはり決定打では無い、
まあ、いつもの事なのだが、
いや、やっぱり悔しいと、検索は・・・
つづく・・・