まあ、時代の流れだから、
仕方が無いのだが、
最近、熟成と言う言葉を、
多々、目にする。
特にシングルモルトは、
開封直後から、
徐々に変化を始める。
それを「経年変化」と言っていたのだが、
最近では「熟成」「瓶内熟成」と、
言葉が変わりつつあるが、
熟成?
熟成なのだろうか?
熟成と言うと、
意味合いが変わるような気がする。
私も長年、熟成では無く、
あくまで、経年変化と表現してきたので、
完全に嘘つきになってしまった。
が、私的にはやはり、
今でも、経年変化と表現している。
まあ、熟成と言うなら、
熟成なのだろうが、
ウイスキーは開封直後には、
個性が強い、
特に、限定品や、
長期熟成ボトルや、
終売品のオールドボトルは、
強烈な個性を発するが、
徐々に落ち着き、
トゲや雑味が抜け、
まろやかになる。
逆に、経年変化により、
酸化し、劣化する物もある。
過去、バーボンやブランデー等で数本、
経験し、廃棄した事があるが、
そして、この経年変化だが、
これも、何万回も言うが、
やはり、結局は嗜好品、
トゲトゲした強い個性が好きな人、
まろやかな、大人しい物が好きな人、
やはり、人それぞれで、
点数の付けようも無い、
そして、書いてしまったら、
なのだが、どの時点であなたが飲んだのか?
開封直後なのか、
開封、一年後なのか、
二年後なのか・・・
それによって、かなり表情が変わる物が、
多々ある事は確かで、
私達の強みは、
開封直後を全て飲んでいる。
故に変化も知っている。
まあ、その経験上、人生でその変化が、
驚くほど出たのは、
数本あるが、
まあ、何と言っても、
ブラックボウモアだ。
二週間で、全く別の飲み物に変わった。
で、その経年変化を、
調べ、感じる為に、
たまに、少し飲んでいるのが、
これだ。
「カリラ 18年」
パラフィルムは巻いているが、
開封、一年が経過し、
今、正に経年変化による。
まろやかさが出ている。
飲み頃サインである。
今夜と、明日は30ml(シングル)で、
スペシャルプライスでご提供します。
今夜辺り如何ですか?