何故なのかは、良く覚えてないが、
かなり若い頃から、
「松尾芭蕉」に関する本を、
色々と読み、
その世界観の大きさに、
感銘を受けたが、
その後「種田山頭火」になり、
そのおおらかさ、
破天荒さに憧れた。
が、何故か「小林一茶」には、
全く興味が出なかった。
の、だが、
最近、子供を育て、
孫が出来ると、
やたらと響く、
一茶の声・・・
と、俳句調で、
やはり、年齢なのか、
いや、年齢と言うよりも、
やはり経験値、知識なのか、
それもウイスキーと同じ、
高価な物をいきなり飲んでも、
その良さは解らない、
階段を一段、一段登らなければ、
まあ、歳も取り、
欲も無くなって来たからか、
何も悪い事が無いことが、
一番の幸せなのかも・・・
めでたさも 中くらいなり おらが春