何だかんだと毎日買い物がある。
あっち、こっちへフラフラと、
その日は100均に用事があった。
目当ての物をカゴに入れ、
レジに並ぶと、一番前にかなり高齢のお爺さんが、
耳が遠いようで、
声が大きい、
何か解らないが多分、
懐中電灯のような物を買っているようだ。
店員さんが、
「こちら、単三が別売りになってますが」
と、言うと爺さんが大声で、
「タンサン!?」
!なのか?なのか、解らないリアクション、
「ええ、単三ですが」
「タンサン!?」
「はい、単三です」
「・・・・」
爺さんが考えている。
「ここにか?」
「はい、そこに」
「サンサン?」
「いえ、単三です」
「シャンシャン?」
「いえ、単三です」
「ここにか?」
「はい、そこに」
「入れるのか?」
「はい、単三を」
「どうやって?」
「そのフタを開けて」
「ここにか?」
「はい、そこに」
しきりに首を傾げる爺さん、
やりとりは永遠に続く、
私は、時間が無いのだ。
爺様、早く気付いてくれ!
炭酸な訳ねえだろ!
僅かばかりの運の悪さを、
恨んだりして・・・
愛
サンサンと・・・
ウイスキーが最も美味しい季節になりました。
ほんの僅かな間です。
今夜あたりどうですか?
私にお金は入りませんが、
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