ついに、待ちに待ったNHK朝の連続TV小説、
「マッサン」が始まる。
この事で、一人でも多くの方が、
ウイスキーに理解を示されたら、
この仕事をしている私には、それはそれは嬉しい事だ。
色々と予告を観たが、
やはりドラマに仕立てているようだが、
まあ、それはそれだ。
私が願うのは劇中、
本物を造りたいと言う竹鶴氏の情熱、
そして本物とは何か、
これが丁寧に繊細に描かれていれば嬉しいのだが、
このドラマが始まるにあたり、
色々と私も調べた。
それはこのブログで「大阪ウイスキー物語」として、
何篇か書いたが、
その中で二点を強調した。
一つは「大阪人の援助」
もう一つは「奇跡」
竹鶴氏には様々な奇跡とも取れる出来事が起こる。
しかしそれは誤解が無いように何度も注釈したが、
決して棚からボタ餅では無い、
自分の足で歩き、出向いた事による結果なのだ。
こういう言葉をご存知だろうか、
「チャンスの前髪」
これはある神様に由来する。
名を「カイロス」
ギリシャ神話の神である。
彼の名は「機会」(チャンス)を表す。
その神は前髪は長いが後頭部は禿げている。
故に「チャンスの神は前髪しかない」
「好機はすぐに捉えなければ
後から捉えることは出来ない」という意味
私は竹鶴政孝と言う人間は、
しっかりと掴んだのだと思う、
人生の扉と言う名の、
カイロスの前髪を・・・
☆10月5日(日)は長女の挙式にて、
休まさせて戴きます。