多くの名作を残し、
名優がこの世を去った。
名は「ロビン・ウィリアムズ」
全くもって残念な話なのだが、
私はこの方から、
スクリーンを通し、
多くの勇気を貰った。
書ききれない程の名作揃いなのだが、
では氏の出演映画を一本だけ、
と、言われるとあなたは何にしますか?
私はこれしか無い、
「グッドモーニング・ベトナム」
実在したDJ「エイドリアン・クロンナウア上等兵」を演じる。
「ロビン・ウィリアムズ」
ベトナム戦争時、兵士に笑いと音楽を届ける。
戦争DJの話なのだが、
日本での公開は1988年、
しかしもっと大人になってから、
観なおした。
私がこの作品が忘れられないのは、
「金城哲夫」氏、
そう「ウルトラセブン」
金城氏が言った「セブンがベトナム戦争に現れたら、
アメリカを味方するのか、ベトナムを助けるのか、
それが永遠のテーマだ」と、
大人になり色んな事を知り、
この作品の重みも解るようになった。
又、この作品はベトナム戦争を題材にしているが、
戦闘シーン等が少なく、
又、反戦も、戦争の美化も無かったように思う、
ただ、作中の中で一曲の名曲が流れる。
それが当時アメリカでリバイバルヒット、
全米32位まで駆け上がる事になる。
この時アメリカはベトナムと国交が無かった為、
映画の撮影はタイで行われたようだ。
生々しい事実だ。
そういうもの全てがこの一曲に込められているのだと、
私は思う・・・
ロビン、ありがとう安らかに・・・