先日放送されたNHKの番組で、
偶然見つかった。
坂本龍馬の手紙、
まさかの本物だった。
保管していた家の方も、
番組出演者もスタッフも信用していなかった。
そしてこの手紙は下書きだと専門家が言っていたが、
下書きだからこそ、竜馬の考えがよく解ると、
しかしお値段が1,500万円、
個人が書いた手紙では最高クラスらしいが、
購入価格は、1000円、
夢のような話があるものだ。
内容は新政府の財務担当に、
三八を起用するようにと、
後藤 象二郎に宛てた物だったが、
この三八なる人物、
名を「三岡八郎」これは福井藩士時代の名で、
明治では「由利 公正(ゆり きみまさ(こうせい)」
と言い、維新後は本当に金融財政政策を担当する。
のち東京府知事となるのだが、
覚えているだろうか、
「三岡八郎」
数年前のNHK大河ドラマ「龍馬伝」
その中に登場する。
いつもお菓子のような物を摘んで食べていた男、
演じるのは中川家の礼二さん、
龍馬の最後の福井行きは、
「松平 春嶽」に会いに行ったとされていたが、
「三岡八郎」だったと言う事が解った。
正に新発見、
歴史のロマンを改めて感じた。
そしてこの手紙に付加価値を付けたのは、
「桂小五郎」氏が龍馬の絶筆として保管していたと、
箱に書かれていた事や、
最後の署名が「直柔」と書かれている。
これは坂本龍馬の本名なのだ。
龍馬は通称、ご存知だっただろうか?