確かにスコットランドの蒸留所は美しい、
しかしその中では多くの職人さん達が、
汗を流し働いている。
蒸留器(ポットスチル)や、
スピリッツ・セーフ等を操る職人さんを、
「スチルマン」と紹介したが、
他にも「モルトマン」と言う職人さん達がいる。
ではその仕事を見てみよう、
これは何か?
これは、
そうこれは麦、
「モルトマン」とはその名の通り、
麦に関する職人さんなのだ。
その仕事は、
床に麦を、これを「フロア・モルティング」と言う、
伝統的なやり方、2日間水に浸した麦を、
このようにして攪拌、
これを「すき返し」と言う、
簡単そうだが、これが重労働、
24時間体制で、4時間ごとにこれを行う、
期間は約一週間、
次は「キルン」
この熱風で麦芽を乾燥させる。
色んな方達が働いてくれているお陰で、
美味しいウイスキーが飲めるのだ。
そういう事を頭に入れて飲むウイスキーは一味も二味も
違うだろう・・・