黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 ニッカ1号ポットスチル

少し前に「大阪ウイスキー物語」と言う、
長編の記事を書いた。
多くの参考資料を読んだ。
その中でニッカ余市のポットスチルが、
大阪は港区の市岡で作られた事を知った。


もしかしたらニッカさんはオフレコにしたかったかも、
が、私にしてみれば名誉な事だ。
市岡は当店からは目と鼻の先、
すぐ近くなのだ。
そして本当なら港区の職人さん達の技術力の高さ、
何を造る機械かも解らなかったかもしれない、
その巨大な蒸留器の製作に挑戦する。
心意気を感じた。


そして何人かの方に、
その後どうなりましたかと、
尋ねられる。


やはり関係者から正確な事を知りたい、
で、待った。
当店の常連氏の中に、
お近くで鉄工所を営まれている。
老紳士が居られる。


その方が来るのを、
すると少し前に、
ようやく来られた。
そして尋ねた。


色々と調べた結果、
そこでは無いかと思われる
鉄工所が確かにある。
すると、
「そこで間違いないわ」
やっぱり、
「その会社はボイラーを専門に作ってた」


ボイラー・・・ポットスチル・・・
似てると言えば似てる。
「が、2〜3年前に会社はお辞めになったはず」
そうなのだそれでその会社の詳しい事が解らなかったのだ。


「知り合いが居てるから、今度聞いてあげるわ」
是非、お願いします。

と、又待っている。
謎が解けるのは、
もう少しのような・・・




「ニッカ第一号ポットスチル キングスランド」