黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 レバーブロー

少し前に手に入れた。
インドのシングルモルト「アムラット」

独創的な世界観を持つウイスキー、
そしてカスク
ジャブを立て続けにくらったような感じがしたが、


直接肝臓に響く、
バーブローのようなパンチを持つ、
シングルモルトがある。
しかし名は穏やかな「紅葉〜モミジ〜」
ホワイトオークの新樽で3年間熟成の後、
バーボン樽に移し替えて2年、計5年の58%



アイラモルトのような、
強烈な攻撃性は無いが、
ジワジワと効いてくる。


三口目で止まってしまった。
腕が動かない、
バーブローが効いているのか・・・
体調の良い時、
もう一度挑戦するが、
方向性が見えない、


どこに向かっているのかが解らない、
名づけて出口の無いウイスキー

しかし凄い物を造るものだ。


ウイスキーを飲み慣れない方なら、
多分ハートブレイクショットのように、
心臓を打ち抜かれ、
完全に動きが止まるだろう、
江井ヶ島酒造の90本限定品のようだが、
当店には52番と53番、
2本ある・・・


果敢に飲み続ける男が居る。
その男は何故か「むかつく」と呟きながら、
飲んでいる・・・


不思議なウイスキーだ。