黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

東京物語

この映画をご存知だろうか、
多分、殆どの方が少しだけ観た事があるはず、
何故なら「半沢直樹」の最終回、
大和田常務のリビングのTV画面に流れていた映画、
それが1953年、小津安二郎監督、笠智衆主演の
東京物語」なのだが、
最近、山田 洋次監督が「東京家族」と言う題名で、
リメイクしたのだが、その作品を観て、
子供の時観れなかった。


東京物語」を今一度観ようと挑戦したが、
やはり辛い・・・
何故子供の時観れなかったか、
それは、これという事件も起こらず、
笑える場面も無く、
ただ淡々と物語りは進む、


それが面白くなかった。
が、この映画は世界的にも評価は高く、
小津安二郎監督の代表作であり名作、
その小津安二郎監督もまた、海外の評価は高い、
半沢直樹」は全てに拘っていると、


なら、何故このシーンで「東京物語」なのか、
ずっと考えていたが、
先日の夜、ふとしたことで謎が解けた。
こういう事では無いだろうか、
大和田常務の忍耐強さ、
確かにあれは初めて観るような感じでは無かった。


多分何度も観ているような、
あの淡々と流れる映画を何度も観れると言うなら、
確かに忍耐強いだろう、
私には無理だ・・・


して常務自体は多くを求めていないと言う表現では無いかと、
自分は普通の幸せを、
極々普通の幸せを求めているのだが、
周りがそうではなかった。


勝手な私の思い込みだが、
そんな感じでは無いだろうか、
しかし本当にそこまで考えているなら、
あの視聴率も納得が行く、


しかし私なら、
あのシーンで流れている映画を、
東京裁判」にするのだが、
流石にそれは無理か・・・

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                 店主

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