先日書いた。
幻と言われるウイスキーなのだが、
モルトファンなら、
既に解っているはず、
何故なら「貴婦人の川」と、
ちゃんと書いている。
では何故、このシングルモルトが希少なのか、
少し、説明しよう、
シングルモルトの中には、
年代物、ビンテージや、
長期熟成物、30年や、50年等など、
色々と高価な物があるのだが、
少し違う意味で、高価で希少な物がある。
蒸留所の閉鎖、
こうなると、既に世の中に出ている物が無くなると、
地球上から、姿を消すことになる。
又、蒸留所が存在しても、
その蒸留所のアイテムの一つが、
終売品となった場合も、
値段は上がる。
その中でも、蒸留所が閉鎖しただけでは無く、
取り壊された。と、なると本当にもう、造る事は出来ない、
そういう意味で、
世界3大レアモルトと呼ばれるシングルモルトがある。
それが、「キンクレイス」、「ベンウィヴィス」
そして「貴婦人の川」という名の、
そう「レディバーン」
1966年、カーヴァン・グレーンウィスキー蒸留所内に建てられたが、
1975年に、生産過剰と、ウィスキーの不況により、
閉鎖、その後取り壊される。
操業は僅か9年、もっとも短命に終わった蒸留所、
皮肉にもこの「カーヴァン」とは、地元の方言で、
「短い川」と言う意味、
2004年から2005年にかけて、
ほとんどボトリングされてなかったにも関わらず、
2種類のボトルが販売された。
一つはオフィシャルの「1973年」
と、GM社からの「エアシャー・デスティラリー 1970年」
「エアシャー・デスティラリー」と表記があるが、
これは紛れも無く「レディバーン」の事である。
存在は知っていたのだが、
やはり、少々高価だったのと、
躊躇ったのは、世界的なウィスキー評論家、
故「マイケル・ジャクソン」氏の、
評価、スコアが低い、
別のアイテムだが、
100点満点の57点・・・
しかし、どんな山であろうとも、
山があるなら登る。
これに尽きる。
そこで少し前から、
よく見掛けるようになった。
イタリア周りの「レディバーン」
これは意外と安い、
納得の行く値段でお出しします。
そして、最近遠方から来られる方が多い、
そこで、大阪府以外から来られた方、
住所の解るものがあれば、
かなりお安くご提供いたします。
ではイタリア周りの「レディバーン」
「8年」
実は、昨夜一杯出た。
予想通り、Mえさんだった。
ありがとうございます。
そしてこれは「キンクレイス」への道に続くはず・・・
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