黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 マティーニ マティーニ マティーニ

先日、早くにお客さんが引いた。
暇な時は、最近、深夜1時に閉めているのだが、
何故か、電気を消すと、次々に入って来る。
あり難い話だが、私は早くから居る。


早く来て下さい〜!


しかし、真っ暗な入り口を、
何の躊躇いも無く、
不思議だ・・・


と、その日も、実はやる事があり、
早く閉めたのだが、
扉が開き、
「まだ、いいですか?」
と、若いカップルが、


「はい、いいですよ〜」
と、又、灯りを、
暫くすると、
「又、今度来ます!」


「・・・・・」


早い時間から、表の電気を消してみようか、
その方がお客さんが来そうな気がする。


そして、誰も居なくなり、
さあ、しかし辛い、
何が、
これ!
マティーニ


スマホでは上手く撮れない、

「ゴードンジン」で作る
「ゴードンマティーニ

最初に飲んだ。
五臓六腑が燃え上がる。
流石の破壊力、
いや、これぞマティーニ


そして、「タンカレージン」で作る
タンカレーマティーニ
ん〜、これも実に良い、
タンカレーNO10」でも作ってみた。


角が取れた柔らかい味わい、
流石にエレガンスなのだが、
やはり、「マティーニ」にそういうものを求める人は、
少ないのだろうか、当店でも、
皆、強烈なシングルモルトをストレートで飲む方が多い、
しかし、これは、これで良いのだが、
そう思うのは、私ぐらいだろうか、


何故なら、私はジンが苦手だ・・・


そして、「ビーフィータージン」で作った。
しかも、40℃の方で、
老舗のように、爪楊枝で
だ、駄目だ私のような3流では、
繊細すぎて、水っぽく感じる。



うう〜っ、目が回り出した。


これは、新しいマティーニを作っているのでは無く、
味の再確認と、
このベルモットを何とか使いこなそうと、
しかし、難しい、

「ロタン シャンベリー ドライ」
ドライベルモットなのだが、

粘り気が少ない、その分、何か少しでも間違えれば、
水っぽくなる。


ふう〜、しかし頑張ろう!
もうすぐ、新たなジンが来る。
それが、さあ、どうだろう、
これ以上の物になるか、


が、明日は二日酔い、
ただのガラクタになるだろう・・・

私の事を歌っているのだろうか・・・
SION「ガラクタ」

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