先日、一見のご夫婦らしき、
同世代ほどのお客様が、
早い時間に来られた。
注文をお聞きすると、
女性の方が、
「梅酒下さい」と、
無い・・・
「申し訳ありません」
と、言うと、
「じゃあ、ゆず酒を」
と、無い・・・
何も無いのか、
と、言うような顔をされていたが、
目の前には、所狭しと、
ウィスキー、棚の中には、
あらゆるカクテルに対応する為のリキュール酒が、
「じゃあ黒ビールを」と、
「ギネスで宜しいですか?」
と、お聞きすると、
「・・・・・・」
多分、ギネスビールがよく解らなかったようだ。
すると、おもむろに、
「メニューを見せて下さい」と、
「申し訳ありませんが、メニューはありません」
と、言うと、馬鹿にしたように、
大声で、ゲラゲラ笑い出した。
「もう、黒ビール2つでいいです」
と、
BARにはメニューが無い、
全てでは無いが、
半分の店は置いていないだろう、
今、若い方のBARが増えた。
これしか出来ません。
と、言う意味でのメニューならあるだろう、
そして、そのメニューのカクテルを覚えるだけなら、
学生のアルバイトでも出来るだろう、
私達は、色んなオーダーに対応する。
今も、季節的な物を使っている。
例えば、梨やピオーネ、
メニューに書き出すと、
キリが無い、
そして、何故メニューが無いか、
それは、これを観て戴ければ、
3流バーテンダーの私が言うよりも、
説得力があるだろう、
色んな意味はあるが、これが一番だろう、
アニメ「バーテンダー」エピソード2
主題歌が終わった。1分40秒後、
「森本レオ」さんが教えてくれますよ!
これほど、BARが浸透しないのは、
お客様の時間を大事にするがあまり、
教えると言う事を怠った。
私達バーテンダーの責任ではないだろうか・・・
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