これは、私が以前書いた記事なのだが、
momoさんが私にお酒を尋ねられた。
その中の一本「オールドーパー」
この事を詳しく書いた記事なので、
取り上げてみた。
相場君演じるバーテンダーが活躍する
ドラマ「バーテンダー」の第5話からです。
少し削除し、加筆しました。
この回を観て、姉妹で来られた方達もいた。
有難い事だ。
そこで、3流バーテンダーが勝手に解説をしよう、
「バーテンダー」5話、「テネシーワルツ」と言う、
カクテルが出て来たが、これは1948年に、
この曲に魅せられた。
当時の、バーテンダー協会、
副会長「長谷川幸保」氏の創作カクテルだ。
1948年とは、戦後の酒場の再開と共に、「酒場元年」とも言われる。
「帝銀事件」や、映画は、黒澤監督の「酔いどれ天使」
「肉体の門」もこの年の公開だ。
戦後初の流行カクテル、当時の時代背景が伺える逸品、
食量物資の不足から、砂糖、チョコレート等への憧れが、
強かったのだろう、
カカオリキュール40ml
グレナディンシロップ10ml
にソーダーを加える。
あ、甘い、糖尿病の方は、控えたほうがいいだろう、
そして、「テイク5」ジャズの名曲、
1980年代後半、「アリナミンV」のCM
と、言えばお気づきになる方も、おられるだろう、
このカクテルは珍しい、
デンマークのバーテンダーが、
作られたカクテルだと言われている。
何故なら、デンマークのカクテルブックにしか、
登場していない、今はどうかは解らないが、
ウオッカ 1/2
シャルトリューズ ヴェール(緑) 1/4
フレッシュライムジョース 1/4
オーダーを受けた事は無いが、
しっかりした味わいが、レシピから想像出来る。
そして「オールドーパー」
こういう映像が出ていた。
これは、ボトルの底の部分の角、
4点で、バランスが取れる不思議なボトルなのだ。
なので、こういう事も出来る。
この四角のボトルだが、
これは、パーが、ワインを飲むときに、
四角の器を愛用していた為、
こういう形になったと言われている。
長寿にあやかっている。
「トーマスパー」氏は152歳まで生きた。
80歳で、結婚し、二人の子を授かるが、幼くして、
亡くしてしまう、その後、100歳で女性問題を起こし、
私生児を作る。
驚きは。122歳で最初の妻の死後、後添い得る、
申し訳ないが、エ、エロイ、、、
確か、以前読んだ本では、晩年、王様に招かれるのだが、
遠い土地からの長旅で、体調を崩し、亡くなったように、
記憶している。
日本には、岩倉具視の欧米使節団の土産として、
持ちこまれ、政界のエリート達の愛飲酒となる。
田中角栄氏の愛飲酒でも有名だ。
この酒を飲めば、長生きし、100歳で子供を作れる。
根拠は全くない、、、、
最後に、気になった事がある。
演出上の事なのだろうが、
カウンターでの携帯電話の使用だ。
他の方も、ブログでお書きになっているが、
これは、好ましい事では無い、
厳しいマスターなら、注意されるだろう、
しかし、時代の流れは激しく押し寄せている。
そういう事も、解るのだが、
BARはそういう、デジタルの世界を、
忘れる場所である事も確かだ。
携帯電話に関しては、モラルと、マナーを大切に!
ありがとうございました。