新しい発見、
新しく何かを発見すると言う事は、
やはり挑戦しているのだと思う。
ネットの世界には、
色んな物がある。
改めて驚く昨夜は敬愛する
「宮沢賢治」に会う為に
ネット世界に旅に出た。
あるはあるは、
凄まじい数のサイトが、
存在している。
その中でも「やまなし」や
「よだかの星」などの
「宮沢賢治」を代表する
「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」
などと同じように人気が高い事は、
嬉しかった
「宮沢賢治」の作品は結構マイナーな方が、
名作があると言われているが
それを象徴するような結果だった。
動画サイトで淡々と語る。
朗読の「雨ニモ負ケズ」には正直涙が出た。
拝啓久しぶりにお会いしましたね〜賢治さん。
何年か前のTV番組で、
NHK「おしん」の祖母役を務めてた、
女優「長岡輝子」さんの朗読には、
衝撃を受けた事がある。
「宮沢賢治」ファンなら、
大抵この詩は暗記していて
朗読の経験もあるだろう、
実際私も、記憶しくり返し朗読している。
朗読には、様々な人の解釈が入る為に、
言い回しも様々だ
例えば軍隊風に
「雨ニモ負ケズ！！」と、
大声を出す者
ただ淡々と語る者、
「雨ニモ、、、負ケズう↓」と暗く語る者、
等など皆個性的だ。
が、「長岡輝子」さんは、
地元の方言を使い、
これは賢治の心からの祈りだと、
解釈し独自の朗読を試みた。
実際聴いた瞬間言葉が出ないどころか、
嗚咽が漏れ「無声慟哭」（声を出さずに大声で泣く）を体感した。
上質のシルクのような、
柔らかな声に、
小船のようなゆったりしたスピード
「あめにも まけじゅう
かぜぇにも まけじゅうに、、、」
いや〜文章で表現するのは、
至難の業だが、
あまりの感動に、賢治の詩の朗読が入った。
５枚組み程のCDBOXを買ってしまった。
やはり多くの人の心の中で
「宮沢賢治」は生きている。
二度目の死を迎えていない
「完全に忘れられるという」、、、
かなりの反省が必要だ。
私はネットはインチキ社会という
固定観念が強かったのだが、
皆真剣で健全だ
そりゃ〜中には沢山あるだろうが、
今まで見てきた中には、
なかった無かったように思う、
多少の間違った記述が気になった程度だ。
先の「尖閣諸島問題」にも、
多くの方が真剣に「国防」を、
語られている記述を見た。
空想社会であり匿名である限り
仮想社会であるのだが、
多くの記述は現実論であった。
私も持論を展開したかったが、
資格がなかったのでやめた、、、
「魚釣島」の存在を知らなかったのだ。
「国防」や「中国批判」ならまだしも、
「尖閣諸島問題」なら
「魚釣島」は知ってて、
当然ではないだろうか？
自国の領土と主張するなら、
名前が分からないでは話にならない、
というのが私の意見だ。
しかし皆凄い勉強をしている事に、驚かされる。
「宮沢賢治」の詩に、
曲を付け演奏するミュージシャンの多い事、
私も２０年ぐらい前に試みた事がある。
かなり暗い物になったが、
その当時はまだピアニスト「加古 隆」氏、
が「賢治から聞こえる音楽」という題で、
コンサートをしていたぐらい
だったのだが、私のバンドのギタリスト、
ホームレス小林に「暗い」
と一瞬で却下されたが、
今は沢山いるのだ。
価値観とセンスの違いは、
悲劇を生み人を退化させるのだ。
いや！そうだもっと前に
「峠三吉」の「原爆詩集」の序に
曲を付けた事がある。
多分あれが始めての作曲なるものだ。
この「炎の詩人 峠三吉」もネット社会には沢山いる。
広島原爆ドームの碑
「父をかえせ 母をかえせ、、、」
で有名な詩人だ私も
「原爆詩集」は愛読書で何度も読んでいる。
この「峠三吉」に意外な人がヒットした。
大女優「吉永小百合」さんだ
なんと彼女は、この詩の朗読会を、
２４年間も続けられている。
自ずと頭が下がった。
NHKホールから町の公民館、
アメリカの地方都市まで、凄い、、、
このアメリカの朗読会では、
日本語で読んだにも関わらず
万丈の喝采を貰ったと本人が語っていた。
いい話だ
話を戻そう、
何故今「宮沢賢治」なのか？
私は若いときから賢治にはいつも苦しい時、
壁にブチ当たった時にヒントを貰っている。
そのお陰で、
何度も立ち上がって来た、、、
「野の師父」「春と修羅 序」
「作品第１０８８ もうはたらくな、、」
皆明確では無かったにしろ、
一陣の光は見えた。
そして正に今がその苦しい時なのだ。
明日１０周年を迎える今が、、、、
「もうはたらくな レーキを投げろ、、、、」
いや！「雨ニモ負ケズ 不景気ニモ負ケズ」なのだ！
明日は盛り上がろうではないか諸君！！
