黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 貴族のお酒 ロイヤルロッホナガー


ロイヤルの称号を持つ、
王室御用達の逸品だ。
甘く円やか、
攻撃的な感じは一切ない、
さすが王室の気品が漂う、
細いく長い余韻が続くのも、
特徴の一つだ。
ロッホナガーとは、
ディー川という川の、
川沿いで一番高い山
(標高1、156メートル)の
名前ゲール語で、
「岩の露出した湖」という意味だ。
創業者ジョン・ベクが、
ヴィクトリア女王に手紙を書いた。
それは偶然蒸留所の隣の
「バルモラル城」を女王が購入し、
夏の離宮としていたのと、女王の夫
アルバート公」が、
大の機械好きだった事により、
蒸留所見学が実現、


その後、王室御用達の
ワラント(勅使状)が届き
「ロイヤル」の称号を得る事になる。
ちなみに、
サントリーローヤルは、
ただの商品名で王室とはなんの関わりもない。


女王夫妻の大のお気に入りとなる。
とくに女王は、
極上のボルドーワインに、
ロッホナガーを数滴落として
飲まれていたというが、
絶対不味いはず=勿体ない!
フランス人が聞いたらまず怒るだろう、
が、楽しみ方は人それぞれだ。


あなたも王室の味を楽しみませんか?

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