今回は愚痴らずに洋酒の知識を広める活動に戻ろう、
このメーカーズマーク
オールドクロウ
どちらもバーボンを語る上では欠かせない逸品だ。
オールドクロウは故「松田優作」氏の愛飲酒で氏の映画の中にも登場する事で、
私たち世代にはたまらない一本だ。
メーカーズマークはロウ付けのトップで有名な一本だが
今回はこの二本の紹介は又次の機会にして、
この二本のラベルの表記を良く見て欲しい違いがわかるだろうか?
どうだろう、WHYSKEYのKEYの部分だがKEYとKYになっている。
なぜだろう?
それは一説にはウィスキーは当時高価な物だったので
箱にしまいカギ(KEY)を掛けたことに由来するという説と、
こちらの方が信憑性は高いのだが
アメリカの移民の中で蒸留技術を持っていたのは、
スコットランド人とアイルランド人だが、
アイルランドのウィスキーは語尾は全て「KEY」となるが、
一方スコットランドの方では語尾は全て「KY」となる。
すなわち創業者がアイルランド人かスコットランド人かで分かれるのだという説だ。
ちなみに日本のウィスキィーはニッカウィスキーの創業者で
サントリー社の元社員だった故「竹鶴正孝」氏が
スコットランドでウィスキー造りを学んだ事から、
語尾は「KY」だ。他にも諸説はあるだろう、
是非どこかのBARで「KEY」と「KY」の違いを尋ねてみてはどうだろう?
私も持っている本だが詳しくは書かれていないが、
バーボンの事はある程度分かるので紹介します。
ザ・ベスト・バーボン―アメリカン・ウイスキーを楽しむためのカタログ&ブランド・ストーリーズ
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