今日7月5日は、長女セイラの誕生日である。
19歳だ。よく育ってくれたものだ。
こんな不安定な商売を、
続けて来た私が、
子供を育てきったのは奇跡に近い、
ボーナスなど、
今まで一度も、
もらった事が無い、
まぁ、
そういう生き方を、
望まなかったのだろう、
夜の仕事は、まだまだ偏見が多いので、
彼女も嫌な思いもしただろうし、
また変わった名前だからと、
いじめられただろうが、
世の中に出れば、
もっともっと理不尽な事は多い、
それぐらいは免疫だ。
セイラは、
面倒くさいから、アニメ「ガンダム」に登場した。
「シャー」の妹「セイラ・マス」からとったと、
言っているが、
それも間違いでは無いのだが、
本当は、
「宮澤賢治」の「春と修羅」
第一集の「春と修羅」という詩の、
前半部分の4行を引用した。
「いかりのにがさまた青さ
四月の気層のひかりの底を
唾し(つばきし)はぎしりゆききする
おれはひとりの修羅なのだ」
この文の最初と最後の漢字が、
「青」「修羅」これをたして
「青羅」(セイラ)なのだが、、
羅という漢字がいけないと、
大おばさんに注意され、
思案、性裸?エロイ、、、
星等?意味が分からん、、、
ということで、
カタカナで「セイラ・マス」から
「セイラ」になった。
父親になった私は、
「修羅」のように働こうと思った。
その時の決意だった。
なにはともあれ「おめでとう!」
12年前の七五三にて