黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 新星を忘れていた・・・

増税不景気、まあ、暇な時間、

在庫の棚を整理していて、

あれ?これ?あ、そうか・・・

と、独り言、

 

又、僅かだが、

シングルモルトウイスキーを、

覚えたいと言う、

若者がいるので、

 

丁寧に行こうと、初心者アイテムを、

少し多めに注文し、

それを、忘れていたと言う、

ただの老化現象なのだが、

 

いや、自分の前に、

歳を取った自分が、

立ちはだかるとは、

若い頃には思いもしなかった。

 

まあ、それは良いのだが、

出て来たのは、

私にとっては思い入れの、

深い、スペイサイドの新星、

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トミントール10年、

スペイサイドグレンリベットの、

表記があるが、

これは、グレンリベットの名声に、

 

あやかろうと、色んな蒸留所が、

グレンリベットと付けた。

その名残である。

現在、高額落札第一位を、

 

誇るマッカランも、

マッカラングレンリベットと、

名乗っていた時期があった。

で、トミントールの創業は、

 

私の生まれ年とほぼ同じの、

1964年、スペイサイドでは、

比較的新しいので、新星と言われていたが、

もう、既に50年以上経っている。

 

ストレートでウイスキーを、

始める方には、

絶好のアイテムであるが、

初心者向きと言うのが、

 

実は奥が深い、

釣りは川に始まり、

川に終わると同じである。

私が20代半ばで、

 

マッカランも、グレンフィディックも、

グレンリベットも、

何も知らない時に、

初めて飲んだシングルモルトで、

 

当時は、スモーキーが鼻に付いて、

何と言うウイスキーだと、

思ったが、この何十年、

強烈な物を多々飲んで来た今では、

 

何とも優しい味わいである。

と、同時に銘酒である事は、

間違いないのだが、

やはり、日本人はCM・・・

 

幾ら私が熱弁しても、

CMの壁は高い、

こんなウイスキーを、

CMしたら大変な事になる。

 

昨今の、この少しの、

ウイスキーブームで、

原酒切れ、原酒切れの、

大混乱の大騒ぎを見れば、

 

解ると思うのだが、

ウイスキーは万人が飲めるものでは無い、

故に、ワインや、日本酒ほど、

愛好家の人口も少ないと思うが、

 

それでも、大混乱状態の、

高値高騰、シングルモルトは、

大量生産型では無いので、

そういう事になるのだが、

 

そこら辺の意味合いが解る方も、

なかなか居られない、

悲しい現実である・・・

で、少し前に、私が初めて飲んだ。

 

オールドボトルを手に入れたが、

確かに、現行の物よりは、

ややスモーキーフレバーは高いが、

優しい味わいには変わりは無い、

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ヘアリキッドのような、

妙なボトルに入っているが、

これが、免税店で、

目立つためだったようで、

 

私はまんまと、

罠にはまったようだ・・・

まあ、少しウイスキーを、

覚えたいのなら、

 

一冊でも本を読まれたら、

かなり近道になるのだが、

まずは、種類分け、

区別ができ、整理出来たら、

 

後は、経験を重ねるだけ、

なのだが、この区別、

整理が出来ていなく、

闇雲に飲んでも、道は遠いし、

 

お金の無駄遣いだと、

私は思います。

ウイスキーと言っても、

たかが総称で、

 

私、地球人ですと、

言っているようなもの、

理解して頂くと言う、果てしない道のりだが、

今夜も頑張ろう・・・

 

 

 

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