黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

サバイバルファミリー

相変わらず、何かと忙しい毎日、

で、本も読めない、

映画も観れない、

これでは馬鹿になりそうなので、

 

無理やり時間を作った。

萩原健一さんがお亡くなりになり、

出演作品だった「大渋滞」を、

探していたら、何故か、

 

「サバイバルファミリー」と言う、

作品に辿り着いた。

あれ、これ以前、誰かが観たと言っていた。

しかも、サバイバルと言えば、

 

何度も読み返した。

いとうたかお氏の名作、

「サバイバル」

が、頭をよぎり、

 

観ることにした。

全く電気が使えない状況で、

一家四人が、母の実家である。

鹿児島を目指し、東京を離れる。

 

車も全く使えないので、

自転車なのだが、

その出立の時に、

後ろにメルセデスベンツの看板が見えた、

 

嫌味が効いている。

と、金目の物に価値観が無くなり、

自転車を譲って貰う時、

マッカランの12年を父が出した。

 

と、もう一本がちゃんと見えなかったが、

山崎のリミティドエディションでは?

マッカランに、山崎・・・

協賛か・・・

 

と、あらすじは観ていない方が、

居るので、詳しくは書かないが、

燻製の箱が素晴らしかったのと、

柄本明さんの贅沢な使い方、

 

と、エンディング、

鹿児島の漁師町の風景が、

やたら、手振れしていたが、

一転、エンドロールでは、

 

東京の夜景が、

全くブレない静止画だった。

アナログとデジタルの対比だろうか?

しかし、こういう状況になると、

 

機関車は活躍する。

老人が活躍する。

正に温故知新、

と、かなり前にCMのコーピーに、

 

使われていた言葉を、

思い出した。

古いからと言って、

決して間違っているでは無い・・・


「サバイバルファミリー」予告編