黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 長い事待った・・・

当店と私と共に歩んで来た。

そんなウイスキーがある。

熟成を重ね、私も成長し、

ずっと追いかけて来た。

 

 

見事にブレ無い、

そのウイスキーから、

待望の21年が発売された。

当たり前だが21年を飲むには、

 

 

21年間待たなくては、

いけない、いや、

長い事待った。

ついに21年か・・・

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The Arran Malt 21年

アラン島の蒸留所、

ザ・アランモルトから

世界では9000本、

 

 

日本へは480本のみの、

入荷のようで、

かなり前から予約を入れていた。

十数年前、試飲会で、

 

 

アランのポートカスクの、

強烈なパワーに驚いたあの日から、

正に光陰矢のごとし、

色んな思い出が、

 

 

細切れの活動写真のように、

脳裏をよぎる。トムウェイツの歌声が流れる中、

一人、箱に入ったボトルを手に取った。

ずっしりとした重みが、

 

 

これが、発売されるまでの歳月の間、

沢山の人が、死後の世界と言う、

私の知らない世界に旅立って行った。

常連、友人、知人、先輩、大先輩、

 

 

そして、父も・・・

と、思うと、ついに来た!と、

誰にか解らず、無性に叫びたくなった。

胸が熱くなり、実に感無量である。

 

 

そういう思いが少しでも解る人に、

是非、飲んで頂きたいと思う、

発売後、数日でここにある。

と、言う事実が私自身の、

 

 

期待値の高さでもある。

さあ、飲もう!

いや、飲みたい、

開封前から、

 

 

裏切らない事は、

決定的な逸品、

ウイスキーファン、

ウイスキー愛好家の方々には、

 

 

間違いなくお薦めの一本になる。

が、何も知らない若い一見の女性に、

お薦めは?と、言われて、

まさか出す訳は無い、

 

 

ウイスキーとは、

その人の経験値と、思い入れの強さによって、

味わいが変わる。

不思議な飲み物なのである。

 

 

たかがウイスキー

されどウイスキー

これぞウイスキー

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☆本日から、2月の末の28日(木)まで、

少しお安くご提供します。

是非、この機会に!