黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さなジガーBAR「BARin」の日記 

一番思い出の海・・・2

オンボロ車に乗り、

一路、日本海を目指す、

若き日の恐さ知らずの、

三人組、行く道すら解らず、

 

 

右往左往、そこにフラフラ歩く、

おじさんが、すると、彼が車を止め、

声を掛けた。

日本海どこですか?

 

 

恐ろしくアバウトな質問、

しかし、そのおじさんが、

車に乗って来た。

酒の匂いをプンプンさせて、

 

 

そして、訳の分からない所で、

車を止めさせて、

この前の道をまっすぐだ。

と、が、バックミラーで見えたのは、

 

 

そのおじさんが、車を止めた。

家に入って行くのを、

タダ乗り・・・

世間の恐ろしさを、少し知った。

 

 

そこから、何とか、

海に着いたのだが、

かなり早く着き過ぎて、

車で寝る事にしたが、

 

 

オンボロ車なので、

ヒーターも効かず、

車内は恐ろしい寒さに、

しかも、海の横で、

 

 

凄まじい波の音が聞こえている。

朝になり、起きだし、

三人で海を見た。

そこには、見た事も無い、

 

 

大きな波が、ダブル、いやトリプル近い、

4~6m、しかも、強烈な、

オフショア、陸からの風が吹き、

波が崩れず、大きくショルダーを、

 

 

張っている。

波の横の長さが、半端では無い、

しかも、猛烈な寒さ、

初めて見た冬の日本海に、

 

 

三人とも、言葉がなかったが、

ここで、入らないと、

臆病者のレッテルを貼られる。

が、良い子は真似したら駄目です。

 

 

完全に無謀なのだが、

映画ビック・ウェンズデー、

多分、あの映画の、

配役と、当時の私たちは、

 

 

年齢が同じぐらいだった。

と、思う、

階段を下り、海に向かったが、

近づけば、近づくほど、

 

 

波は大きく見えて来る。

完全に誰も、喋らなくなった。

そして、地獄を、

見る事になる・・・

    つづく・・・

 

 

 

 

 

ビッグ・ウェンズデー(字幕版)

ビッグ・ウェンズデー(字幕版)