住所を教えてくれと、
連絡があったが、
いやいや知ってるでしょう、
ん?自宅かな?
なんか、そう思うと同時に、
嫌な予感が・・・
数日後、自宅に届いた。
一通の封書、
常夜の闇からの、
招待状だった。軽い眩暈と共に、
想像すると、胃が軋む・・・
渋谷のハロウィーンを遥かに凌ぐ惨事が、
そして、ネットニュースが、
騒がしくなって来た。
来るべき日の足音が、
徐々に近づいて来る。
そして、ついにその日が、
私は、一人大阪は、
千日前の地に、
降り立った。
地上最も結婚が似合わない男の、
結婚式に出席するため・・・
つづく・・・