太宰治を取り上げた番組があった。
勿論、走れメロス、
実際の太宰の借金の為の人質が、
家宅の人の、壇一雄だったとは・・・
しかし、無茶苦茶な男だ。
太宰治・・・
走れメロスを初めて読んだ時に、
すぐに頭に浮かんだのは、
天才バカボン・・・なのだ。
第52話 パパは男の中の男なのだ。
パパをのど自慢大会に、
出場させないと、拉致する。
若者達、が、それでもパパは、
やって来る。
私はこの時、パパは、
鶴田浩二さんの「傷だらけの人生」を歌ったと、
が、どうも違う、
それは、他の回で、
この時は北島三郎さんの「仁義」
だったようだ。
そうだったのか・・・
フラフラになりながらも、
必死に歌う、パパに観衆も味方する。
目頭がピクピクし、ジーンと来るシーンなのだ。
そして、勝ち抜き歌合戦で、
確か優勝し、約束通りママに賞品の、
電子レンジをプレゼントする。
正にメロス、
少し違うか・・・
どうせ、みじかい命なら、ぱっと燃やして、
世間の隅を照らしたい・・・
義理で始まり、仁義で終わる。
その仁義が解る人も、もう、ごく僅か・・・
そんな事も解らないのに、
正に世はカオスなのだ・・・