黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

流石に書けない・・・時にこそ書く・・・3

又、ダラダラと、

貧困な知識を曝け出している。

サンドバーグ宮沢賢治に、

少し触れたが、

 

 

宮沢賢治に通ずるものとしては、

マザーグースの歌がある。

皮肉、忠告、恐怖めいたものが、

散りばめられている。

 

 

イギリス発祥のものが多い、

伝承動揺で、北原白秋が訳している。

何故か、これも良く読んでいた。

同世代ぐらいなら、

 

 

これをご存じかもだが、

「誰が殺したクックロビン」

アニメにあった。クックロビン音頭

日本語では、駒鳥と訳されている。

 

 

何故、良く読んだのか、

それは謎なのだが、

先も書いたが、宮沢賢治の匂いがしたのだろう、

と、又、フラッシュバックし、

 

 

横道に逸れたが、

詩の持つ熱量、

所謂、エネルギーに、

引き込まれるようだ。

 

 

そこで、途轍もない、

熱量を発する詩人がいる。

それを読んだ事で、

言葉が発する恐怖、

 

 

言葉の重み、

正に言霊・・・

男は叫んだ。

ちちをかえせ ははをかえせと、

 

そして、こう続く、

 

 

としよりをかえせ

こどもをかえせ

わたしをかえせ 

わたしにつながる

にんげんをかえせ

 

 

にんげんの 

にんげんのよのあるかぎり

くずれぬへいわを

へいわをかえせ

 
凄まじい、言葉の連打に、
衝撃を受けた。
と、同時に知らなかった事を、
恥じた・・・
 
 
男の名は、
そう、炎の詩人、
峠三吉・・・
そして、原爆と言う物の、
 
 
本当の恐ろしさを、
この一冊から、
学んだ気がする。
オバマさんは読んだだろうか・・・