2017年、秋、
当店は移転の混乱の真っ只中、
驚愕のニュースが飛び込んで来た。
しかし、そのニュースが、
混乱の中の疲れきった私に、
一陣の光を差した事は、
間違いは無い、
やれば出来る!
川本幸民が、
日本で初めてビールを造り、
そして、又外輪型の蒸気船を造り、
列強国を驚愕させ、
約150年、
一本のビールが、
海を渡り、目指すは英国、
イギリス、
その地で開催される。
ワールドビアアワード、
WBA、そのスタウト部門で、
まさかの絶対王者、
黒ビール界のラオウ、
ギネスビールを、
なぎ倒したビール、正に日本の黒船、
南国は宮崎の、ひでじビールが逸品、
その名は栗黒!
もう、近年の日本のクラフトビールの快進撃は、
止まらない、世界の金賞を次々と、
そして、遂にここまで来たか・・・
ワールドカップ然り、
今でも、その形を変え、
色んな分野で、日本の侍は、
戦い続けているのだ。
外に目を向けないと、
同じ酒を飲み、
同じ話ばかりし、
そして、死を迎える。
それも、それでその人の人生だから、
それで、良いのだが、
それを他人に強要しないで欲しい、
多く売りたくば、安くすれば良いのだが、
それをせず、ポリシーを貫く、
その事で、世界は評価する。
しかし、この栗黒、
金賞に輝くのだが、
日本の流通が無く、アメリカの輸出のみ・・・
そして、待つ事一年近く、6月の末、
業者さんから連絡が入った。
そうか、そうだ、その取引業者さん、
宮崎なのだ。
当店の、正に懐刀、
南国は宮崎の、取引業者さん、
ハイランドパーク、アードベッグの、
限定品の殆どは、この業者さんが確保してくれている。
先月のアードベッグ・グルーブスも、
この業者さんから仕入れた。
ならば、それに応えねば、
で、ケース買い!
この業者さん、包装が実に丁寧で、
必ず、ゴミ袋を一枚と、
手書きのメモが入っている。
故に、長い付き合いになった。
少々お高くても、
ここから買おうと言う気になる。
そして、これがBARの努力であると、
私は思う、
毎日毎日、お酒のニュースに目を通し、
アンテナを張り、
少しでも安く、早く、
BARファンが気になるお酒を入手する。
店をやっている以上、
頑張るのは当たり前だ。
が、何を持って努力と言うか、
私自身は、こういう事だが思う、
が、それも人それぞれ、
自由にすれば良いだけの話、
しかし、日本の黒ビールが。
WBAで金賞に輝いた事は知って欲しい、
しかし、このビールは、値段も高く、
しかも、適正温度が、
10℃~18℃、
ほぼ常温である。
ビールは、キンキンに冷えた物と、
日本人は、固定観念が強い、が、世界のビールでは、
常温で飲む物も、多々ある。
故に、一本も冷やさず、
入荷を心待ちにしていた人達が来店、
僅か数日で、1ケース、完売・・・
ありがとうございました。
次の入荷まで少々お待ちを!
詳しくはこちらで!
↓
ひでじビール「栗黒」、世界最高賞 - 紙面県内経済 - みやビズ
http://hideji-beer.jp/cms/wp-content/uploads/2017/10/hideji_kurikuro_wba2017_2.pdf
店先で物損事故があり、休業してますが、夜は中に居てますので、覗いて下さい!