黄昏ウイスキー 

大阪は京セラドーム前の小さなジガーBAR「BARin」の日記 

レオナールに会いに・・・4

わが町から、自転車で数分、

湊町OCATの隣にある。

「ホテルモントレ グラスミア大阪」

その22階にある。

 

 

「山王美術館」

こんな近くに、

名画と触れ合う場所がある。

吉本、お笑いの話も良いが、

 

 

たまには、いや、一度ぐらいは、

こういう所もどうですか?

そこで、現在開催中の

藤田嗣治」没後50年、

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やはり、実物を見ないと、

作者の吐息は聞こえない、

絵は見ないと、

酒は飲まないと、

 

 

何とも言えない、

年代別に、作品が並べてある。

そこに、一点、まるで分岐点になったような作品が、

何だこれは・・・何だ・・・何だ・・・

 

 

すると係りの女性が、

「お客様、すいませんがこちらで、

ご鑑賞くださいませ」

ホテルのスタッフなので、

 

 

言葉遣いも丁寧だ。

私の右側に立たれて、

右手が右側に向いたような、

その下の床に、白線が・・・

 

 

ん?う~ん・・・

白線・・・

が、右手が右側に、

入れ?入れなのか?

 

 

白線の内側に?

珍しい所もあるものだ。

と、白線の中に、

ち、近い!近すぎて見えん!

 

 

と、「お客様、すいません、

私の言葉足らずで、白線の外へ」

「・・・・」

「ですよね、そりゃ、そうですよね」

 

 

は、恥ずかしい・・・

白線の外に出てくれを、

白線の中に入ってくれと、

間違えた・・・

 

 

「す、すいません・・・」

まあ、素直に謝った。

私の町のオッサンなら、

「なんやと!わしは客やぞ!」

 

 

と、怒鳴るだろう、

いや、こう言う所ではやらない、

いや、まず、行かない・・・

しかし、凄い、

 

 

その中の一点「二羽の雉」と、言う作品があるのだが、

これを見たら、目の焦点がみるみる合った。

浮いている。赤い雉が浮いている。3Dか・・・

他の作品も浮いているように見える。

 

 

思わず、もう一周回った。

絵と絵が重なり、

立体的に見えるのだが、

そこには、過去、現在、未来のような、

 

 

時間の経過も感じられる。

な、なんじゃこりゃ・・・

後ろ、真ん中、手前と、

絵が重なって、一枚の絵に、

 

 

まるで、カクテルのような、

う~ん、いつも思うのだが、

こういう作品を見て、

これで、ここまで行って、

 

 

プロだと言うなら、

私は一体何なのだ。

完全なる「モドキ」

「人間モドキ」

 

 

メッキは剥がれるを、

又、痛感し、

店へと帰る。

帰り道、

 

 

道頓堀川の賑わいも、

虚構に思えた・・・

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