何の話だったか、
忘れそうになった。
まあ、私が言ってもなので、
理不尽な言い掛かり、
間違った正義、
つい先日だった。
昼間、
格安のチェーン店で昼食を取っていた。
すぐに気づいたのだが、
かなり近くに、
二度ほど店に来た事のある。
おばさんが、
隣の席にも自分の荷物を置いて、
ジロジロと辺りを見ている。
どんな店でも帽子を被ったまま、
と、言うのはマナー的に良くない、
と、私は思っているので、
ニットの帽子を脱いでいたが、
とっさに被った。
そのおばさんは、店に来て、
なんだかんだと、
言い掛かりを付けて来た。
クレームおばさんだったのだ。
焦った・・・
が、私とは気付かなかったようだ。
暫くすると、店員を呼びつけた。
ライスを指差し、
憤慨している。
ライスの量が多いと、
クレーム・・・
いやいや、ランチにはライス小もあるのだが、
が、店員さんも、慣れた様子で、
軽やかに交わしている。
まあ、周りに人も多いので、
おばさんも、暫くしたら、
鎮火したが、
腹の虫が収まらないのか、
残したライスの皿に、
自分が使ってた灰皿を入れた。
そこまでしなくても・・・
個人店では無いので、
店員さんに言っても、
どうにもならない、
しかし、この人の正義において、
ライスの量が多いと、
少し前は、犬のマナーで、
今回は優先座席で、
殺人未遂・・・
が、こういう人は、
そういう性格なのだろう、
仕方無い・・・
いや、それでは良くないだろう、
では、どうすれば良いのか、
それを考えて、
本当のいい町にしたい、
と、私は思う、
自分の生まれ育った。
町なのだから・・・