先日紹介した。
「トミントール」
なのだが、
ラベルにグレンリベットと表記がある。
トミントール グレンリベット
これは、1870年に遡る。
政府登録の第一号蒸溜所が、
「グレンリベット」
その名声は高く、
それにあやかろうと、
なんと、18もの蒸溜所が、
「グレンリベット」と名乗りだした。
いつの時代も同じで、
偽物、まがい物の類は、
後を絶たない、
そこで1880年に訴訟を起こし、
その4年後に、勝訴し、
単独で「グレンリベット」と名乗れるのは、
他と区別するために、
定冠詞を付けた。
「THE グレンリベット」だけとなった。
故に「~グレンリベット」と言うのは、
構わないと言うことで、
「トミントール」も、当時は、
まだまだ新参者の蒸溜所、
名声にあやかろうとしたのだろう、
そして、一際目を引く、
奇抜なボトルも、
販売戦略、
私もそれで買ったのだから、
何も言えない・・・
少し飲んでみたが、
やはり、これだけの数のシングルモルトを、
飲んできた今となっては、
ライトな軽いウイスキーである。
まあ、当時の慣例に従って、
水割りにしたのが間違いだったのだろう、
しかし、あの日の煙臭い印象は、
今でも残っている。
ライトなウイスキー、
「トミントール グレンリベット」
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