黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

私の町と真田丸 6

真田幸村こと真田信繁が活躍した時代に、

民衆の為に尽力した男が居る。

本名を「中村勘助

「木津の勘助」と呼ばれた「侠客」なのだが、

 

 

豊臣家からの依頼で、

姫島に船碇泊所を作り、

大阪の陣の屍を片付け、弔い、

「任侠」に生きた男、

 

「任侠」とは?

仁義を重んじ、困ったり苦しんでいたりする人を、

見ると放っておけず、彼らを助けるために、

体を張る自己犠牲精神を指す。

 

 

そんな人が居るのか?

居るのだ。

「木津の勘助」

それは寛永16年(1639)

 

 

近畿一円が冷害に見舞われ、

飢饉が訪れる。

その時大阪城の備蓄米の開放を願い出るが、

聞き入れられず、

 

 

私財を投げ売って村人に与えるも、

次第に限界が・・・

そして行動に出る。

手下を引き連れて、

 

 

なんとお米蔵を破り、

村人に与える。

何たる暴挙、

でも無いのだ。

 

確かに強盗なのだが、

計算された行動のようである。

狙った米がNHK大河ドラマ軍師官兵衛

「福岡黒田藩」の米、

 

 

それを当時の豪商「天王寺屋」が買い取り、

取引が終わり「天王寺屋」の物になった時を、

狙っている。

これ、私は思うのだが、

 

 

「福岡黒田藩」だったと言う事もあるのでは?

無差別では無く、

敢えてそこだったような、

と、掘り下げると長くなるが、

 

 

そしてこの「天王寺屋」と言う豪商、

NHK朝ドラ「朝が来た」のヒロインの姉、

「はつ」実名は「春」が嫁ぐ「山王寺屋」のモデルになった。

眉山家」である。

 

 

先に進むが、

その後「勘助」は自首するのだが、

幕府とすれば、外様の米で、

自分の腹は痛まない、

 

そして「天王寺屋」としても、

どうも大した損害では無かったようだ。

故に流罪とされるのだが、

目と鼻の先の場所、

 

「姫島」

この「姫島」に少々惑わされた。

大阪は西淀川区に「姫島」と言う地名があり、

そこと混同してしまったのだが、

 

 

こういう事だったのか?

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