BSフジで放送されている。
「BARレモンハート シーズン2」
その中で気になる物を見つけた。
これだ!
中央で光るキノコのような形のランプ、
こんな奇妙な形のランプは、
間違いない、光の魔術師、
ガラスの詩人「エミール・ガレ」
実は私も半年ほど前から、
妙にこの「エミール・ガレ」が気になっていた。
フランスが産んだ。アールヌーヴォーを代表する。
ガラス工芸作家なのだが、
他を圧倒する独創性、
一度見ると、脳裏に焼き付くような、
独特のデザイン、
正に当時のガラス工芸界の魔人、
しかしその「エミール・ガレ」に果敢と立ち向かう、
男達が居た。名を「ドーム兄弟」
時は1900年・・・
いや、その前に、何故今「エミール・ガレ」なのか?
実は一気に色んな物がリンクし、
多くの謎を生み出し、
それが私の中で凄いスピードで渦巻いている。
簡単に言えば、私自身が混乱しているだけの話なのだが、
一応整理しながら、
話を進めよう、
まず、かなり前だが「エミール・ガレ」の作品を見た。
その時は感銘を受けただけだったが、
ある日、ん?
これってもしや?
と、多分バーテンダーしか思いつかない、
謎が頭に浮かんだ。
で、調べた。
彼はガラス工芸の他にも、
家具なども多く手掛けている。
そして、多くの花瓶やランプに描かれているのは、
日本画のようなデザイン、
何故か?この謎は、
本を読めばすぐに解った。
「高島北海」(得三)
日本画家であるのだが、
近年、地形学者、地理学者、地質学者、
として、再評価されている。
彼は1884年に渡英、
翌年にフランスに、
ナンシー水利林業学校に在学、
そこで三年間植物地誌学を研鑽とあるが、
この学校はかなりのエリート養成学校のようだ。
この時に「エミール・ガレ」と接触している。
この事に関しては、論文など含めて、
色んな方がお書きになっているが、
その時にガレに日本画の資料を渡したようだ。
と、それは簡単に解決したのだが、
又、触れてはいけない領域に入っていくような、
う~ん、しかし飽くなき探求心が、
煮詰まった肉じゃがの糸コンのように小刻みに動く・・・
つづく・・・
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