黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

尼崎の夕

町の古びた酒屋さんで、
眠っているお宝ウイスキーを探すため、
血糖値を下げる、健康のため、
勿論、このブログを書くため、
阪神電車沿線を何度か歩いている。


一つの旅が終わり、
夕暮れが訪れそうなので、
尼崎の駅へ急いだ。
信号が赤に変わり、
信号待ちをしていた。
その時、頭の中の、
脳の中の、海馬の奥に突き刺さるような、


何かを思い出すような、
音色が響いていた。
こ、この音は、
何度か聞いた事がある。
しかし、ここは尼崎、
何故?いや意味等どうでも良い、


その美しい音色に吸い込まれるように小走りになった。
居た!


こ、これはケーナでは無いのか?
時間を忘れ座り込んだ。


初めの曲が終わった。
少し片言で、
「つ、ぎ、のきょくは・・コンドルは飛んでいくです」
や、やっぱり・・・ケーナだ。
田中健」さんで有名になった。
南米の縦笛、


故にこれは南米音楽、その代表曲
サイモン&ガーファンクル」で、
全世界で有名になった名曲、

木漏れ陽が木々の隙間から、
見え隠れする中、ペルーの方達が愛して止まない名曲、
それは何故か?



スペインに侵略されたインカ帝国
しかしそのスペインに対し、



反旗を翻し、
戦った男が居る。
名を「ホセ・ガブリエル・コンドルカンキ」
この方、薩長連合のように錦の御旗を使うのだが、
アンデスの空を勇猛の飛ぶコンドルは、
民を守る男の象徴だったと言う、


行け!コンドルカンキ!
が、捕らえられ、
最後は数頭の馬に引かれ、
体は八つ裂きにされる・・・
壮絶過ぎる、北斗の拳のような・・・


この「コンドルは飛んで行く」と言う曲は、
その英雄を称える喜歌劇の曲として作られたようだ。


しかし、この音色、空間が変わったような錯覚に陥る。
暫くすると曲調が変わった。
ん?又変わった。
知らなかったがこの曲は三部構成なのだ。
しかし、洗い流される。
何か解らないが、


高僧のお経を聞いているような感覚になる。
終わり間際、一筋の涙が自然と流れ落ちた事は、
恥ずかしい事では無く、
私が自然体で生きている証拠では無いだろうか?
川からの風に快さを感じ、


名も知らぬ花なれど美しいと思い、


美しい音楽に、
折れた心をさすられたようだ。
今日も、明日も頑張ろうと、



この高僧達、いやデュオのお二人、
調べたら、多分「ロス・アキウス」
メンバーは多いがこの日はお二人だったようだ。


お二人で尼崎で演奏されている動画も見つけた。
曲は「コーヒールンバ

そして又、新しい旅が始まる・・・



「ホセ・ガブリエル・コンドルカンキ」↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%BB%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%AD

「コンドルは飛んで行く」↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%81%AF%E9%A3%9B%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%


そして告知があります。
30年の時を越えた。
長期熟成ボトルが、、
6月6日(土)本日開封!


もう一つは、
お笑いマニアで、プロレスマニアの、
ゴロツキ芸人、
関西ローカル番組、
「クイズ紳助君」
で、活躍していた。
元「なにわ突撃隊


「柳瀬たかお」君の誕生日パーティーを、
6月7日(日)に開催します。
だから、どうと言う事も無く、
何のサプライズもありませんが、
お時間ある方はどうぞ!


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